シネマノヴェチェントでの
「秋桜」上映会。
お越しいただきました皆様
ありがとうございました。
トークショー、90分くらい
やっていましたでしょうか。
いろいろなお話ができて
楽しかったです。
横浜にあるシネマノヴェチェントは
35mmフィルム映写機のある
日本最小の映画館。
たった28席のシアターです。
階段を登っていくと…
モノクロの写真が
壁にぎっしり。
支配人そして映写技師でもある
箕輪克彦さんに
貴重な映写機を見せていただく。
「このリールで2時間分」とか
「最近は、女性の映写技師が増えてる」
など、興味深いお話を伺いながら。
映写室から「秋桜」を鑑賞中の
皆さんの後ろ姿を眺めるなんて
なかなか出来ない体験でした。
ロビーには昔懐かしい作品の
ポスターもずらり。
このときは「乗り物」シリーズを
展示していたみたい。
ちなみに、箕輪さんが
一番おすすめの映画は
ウィリアムフリードキン監督版
「恐怖の報酬」(1977)
ニトログリセリンを運ぶ
悪党たちのストーリーだそう。
ぜったい見なくちゃ!
An unique experience at Japan’s tiniest theater, featuring a classic 35mm film projector and just 28 seats!
外国人初の神主、オーストリア出身
フローリアン・ウィルチコさんに会いに
三重県津市久居の野邊野神社へ。
ウィルチコさんとは、5年ほど前
渋谷の金王八幡宮で
お目にかかったのが、最初のご縁。
ウィーン大学で日本学を専攻したあと
名古屋の神社で住み込みで働きながら
神職の資格を取得したのだそう。
現在は、奥さまのご実家である
久居八幡宮で、禰宜を務めて
いらっしゃいます。
美しい日本語、豊かな言葉を紡ぎ
「神社の歴史や伝統を
残していきたい」という
情熱に溢れた、ウィルチコさん。
本当に神様に近いところに
生きていらっしゃるのだなと、
お話を聞きながら圧倒されました。
ここは江戸時代、野辺野と
呼ばれていた地域。
初代久居藩主高通公は
この風土を愛し、この地に
永久に鎮居したいと願って
「久居」と名づけたのだとか。
昨年、改修したという手水舎。
江戸時代のものと思われる
石の手水鉢に
銅製の竜を取り付けたそう。
屋根の四隅にある菊水の飾り瓦も
美しく歴史を感じます。
美味しいお茶といただいた
久居銘菓の「野辺乃里」。
抹茶が練り込まれ、柔らかな口どけ。
明治8年創業の
和菓子屋さんなのだそう。
ウィルチコさんの母国語である
ドイツ語版のパンフレットも。
多くの日本人、そして海外の方にも
ぜひ久居八幡宮を訪れ、その歴史に
触れていただきたいです。
もっと日本のことを学ばなくては、と
ウィルチコさんに
インスパイアされるはず!
A great honor to reconnect with Mr. Florian Wiltschko, the first foreigner to become a Shinto priest!
Thank you for sharing your incredible insights into the beautiful history of the HisaiHachimangu.
スイスと日本の国交樹立160周年イベント
大阪大学経済学研究科教授
ピエール=イヴ・ドンゼ氏のレクチャーへ。
講演テーマは 「山々が国境を越えて
一つになるとき:スイスと日本の
関係における文化とビジネス史」
“When mountains unite across borders:
a cultural and business history of Swiss-Japanese relations.”
1864年、修好通商条約が結ばれて以来
多くの日本人登山家が
スイスアルプスを目指し
両国の交流を深めてきました。
ユングフラウに登頂し
スイス人看護婦と
結婚した辻村伊助さんや
グリンデルワルドのスイス登山家3名と
アイガー東山稜を初めて登った
槇 有恒さん。
1953年、ユングフラウを散策する
明仁上皇のなんてクールなお姿!
日本人初マッターホルン北壁登攀した
芳野満彦さんや…
mont-bell創業者であり
世界最年少の21歳にて
アイガー北壁を制覇した
辰野勇さん、も。
スイスアルプスが育んだ友情。
お互いが「山を愛する国民」
であったからこそ
深い絆で結ばれてきたのでしょう。
日本からスイスへの観光客は
2000年のピーク以降、減少しているそう。
アルプスの山々を眺める日が
待ち遠しいです。
せめて、姉妹都市を
訪れてみようかな?
*Sister Cities*
Matsumoto and Grindelwald, 1972
長野県松本市とグリンデルワルト
Ueda and Davos, 1976
長野県上田市とダボス
Otsu and Interlaken, 1978
滋賀県大津市とインターラーケン
Nagara and Bourg-en-Lavaux, 1979
千葉県長柄町とブール・アン・ラヴォー
まるで160年前にタイムスリップして
スイスを旅したような夕べ。
ドンゼ教授、ありがとうございました!
A delightful evening at the Swiss Ambassador’s residence, featuring an enlightening lecture by Prof. Pierre-Yves Donzé on the rich and interesting history of Swiss-Japanese relations since 1864.
I’m so grateful for the opportunity to attend and always looking forward to my next trip to Switzerland!
小学生のころから
「おせっかいおばさん」という
あだ名がつくほど
周りの子たちの世話を焼くのが
好きだった。
中学に入り、奇跡のように
受かったオーディション。
「3年B組金八先生」で学級委員を
演じさせていただくことになった。
他の生徒と比べたら
おとなしく地味で
印象に残らないタイプだったと思う。
あるとき、緑山スタジオのお手洗いで
撮影を見にいらしていた
小山内先生と、二人きりになった。
緊張していたので、言葉も見つからず
わたしはとにかく笑顔で
取り繕ったのを覚えている。
そのときに先生が
私を見つめていた目を
今でも、忘れられない。
その人の本質を見抜くような
すべてを見透かしているような
魂を持って行かれそうに
興味深いまなざしで、
私のことをじっと見ていた。
それから、しばらくして
受け取った台本が
第14話「オ受験親子の対決」だった。
自分でも自分のことがわからない
不安でいっぱいの子供たちが
心の奥に隠しているものを
魔法のように感じ取って
キャラクターに落とし込んでしまう
それが、小山内先生だった。
「心の母」という役柄は
まるで私、そのものだったから。
伊丸岡ルミなのか、松下恵なのか
違いさえわからずに、演じていた。
あれから28年が経ち
今もなお、わたしはその延長にいて
お節介おばさんをしている。
母になることはなかったけれど
誰かをやさしく包み込めるような
「心の母」でいたい、と思っている。
きっとそれが、私の生き方。
小山内先生が教えてくれた
私の在り方、だと感じているから。
私の人生を導いてくださった先生に
心から、感謝をしています。
ありがとうございました。
ご冥福をお祈りいたします。
GEMNIBUS vol.1
本木真武太監督作品「フレイル」に
出演いたします。
予告編で流れる
謎のアナウンスの声も
ぜひチェックしてみてください。
(下記リンクより)
劇場公開に向けて
オフショットもupして行きます。
4作品、すべてが最高です。
どうぞ、お楽しみに!
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ー4人の監督による一
4つのオムニバス映画
映画『GEMNIBUS vol.1』公開決定!
『ゴジラVSメガロ』監督:上西琢也
『knot』監督:平瀬遼太郎
『ファーストライン』監督:ちな
『フレイル』監督:本木真武太
Vaundy「常熱」
公式アンバサダー:上白石萌歌
6月28日(金)〜7月11日(木)
TOHOシネマズ日比谷
TOHOシネマズ梅田にて
2週間限定公開!
https://gemstone.toho.co.jp/gemnibus/vol1/