デイヴィッド・フィンチャー監督の
最新作「ゴーン・ガール」。
先日、やっと観て来ました。
女性が見ても、これだけ怖いのだから
男性は、どんな気持ちになるのだろう。
ロザムンド・パイクという女優さんを
あまり知らないからこそ、エイミーという役に
ぴったり、はまって揺るがない。
この怖さはやはり
「ミザリー」を思い起こさせます。
キャシー・ベイツは、モンスター的で
可愛らしさやコミカルな要素を
含んでいましたが。
ロザムンド・パイクはとにかく
インテリジェンスな香り。
気品漂う、官能的な美しさ。
静かな日常の中で、
沸々と憎しみを、煮えたぎらせ
ある日突然、豹変する。
こういう怖さが、女性にはあるから
恐ろしい。
微笑みの奥底に、潜んでいるもの。
男性は、それを探りつつ
汲み取らなくては
やっていけないのでしょうか。
それにしても、デイヴィッド・フィンチャーが
抜擢する女優さんたちは
誰も彼も、素晴らしいです。
ゴーン・ガール、必見!
柴又帝釈天にて
文化財防火デーに伴う消防演習の
一日消防署長を、務めさせていただきました。
昨年、一日消防署長を務めた母。
今年は「火事よー!」と知らせる
お役目です。
敬礼の仕方が、なってない・・・。
金町消防署の會田署長より
指揮棒を、渡していただきます。
署長、かっこいい方です。
深い愛情を持って、署員の方々を
ご指導されているように感じます。
消防演習には、沢山のボランティアが
参加されています。
柴又自治会の皆さんも、商店街から
バケツリレーをして、消火に努めます。
私より、合図をさせていただき
一斉放水、開始!
すごい迫力です。
近隣の幼稚園からも
可愛い子供たちが。
みんな寒そうだけど
きっと、消防隊に憧れる子も
いるんだろうなあ。
こうした訓練を、毎年行うことで
帝釈天は守られているのです。
柴又の皆さんが、この町を
愛する気持ちが、伝わってきました。
最近は、ご近所付き合いが
希薄になっている地域も多いですが
いざと言う時は、みんなで協力し
助け合えるような関係を
築いてゆけると良いですね。
金町消防署の皆さま
本当に、ありがとうございました!
1月15日〜21日は
防災とボランティア週間です。
四谷の「消防博物館」へ
行ってまいりました。
現在、一部リニューアル工事中でしたが
十分楽しめる内容で
見応えがありました。
東京に初めて、消防ポンプ自動車が
導入されたのは、大正6年。
左は、スタッツ。右は、マキシム。
アメリカ製で、歴史を感じる
趣のあるデザイン。
関東大震災を機に
消防ポンプ自動車は
次々と輸入され始めました。
日本人の手によって作られた
はしご車は、昭和の初めに誕生しますが
その高さは、たった12メートル
そして、木製でした。
大きな火災が起きるたびに
改良され
消防自動車は、年々
進歩を遂げてきたのですね。
さて、私が最も感動したのが
江戸時代の火消風景。
ジオラマで再現されています。
当時は「破壊消火」。
燃えている家の周りを、壊して
火が広がるのを防ぎました。
この方は、火の見はしごを
作っているみたい。
(火の見やぐらとは、また別)
解説も、人形芝居や落語などと
コラボしているので
はあ〜、タイムスリップした気分。
町人のための本格的な火消制度は
享保3(1718)年、徳川吉宗の命を受け
大岡越前守が、作りました。
それが、いろは48組。
時代劇でおなじみの纏です。
「暴れん坊将軍」で、大岡越前の姪を
演じさせていただいていました。
め組の皆さんと
仲良くお団子食べたり
「顔も団子みたいだぞ」と
監督に突っ込まれたりしてたなあ、と
懐かしく思い出されました。
そうそう、ご縁あって
私も、めぐみです。
今日は、いい空でした。
身の引き締まる思い。
来週は、イベントがあるので
しっかり務められるよう
頑張らなければ!
1月16日(金)夜10時スタート
TBS「ウロボロス〜この愛こそ、正義。」
第1話に、出演します。
お楽しみに!