とてつもない感動に包まれた日々。
 
 
寝ても覚めても、バルサとチャグムと
 
共に旅をしている気持ちだった。
 
 
目を閉じれば、はるかな山の峰を
 
夕暮れの光が、黄金色にそめている。
 
 
著者の上橋さんは、あとがきで
 
「読者が風景を見てくれればいい」
 
と、おっしゃっている。
 
 
「獣の奏者」を読んだ時も、そう。
 
 
やわらかな春の陽ざしを浴びて
 
草木の甘い香りを
 
胸いっぱいに吸い込むように。
 
 
本の中で生きている、自分がいた。
 
 
 
壮大な冒険に身をゆだね
 
彼らと共に戦い、生きのびてゆく。
 
何度涙ぐみ、身を震わせただろう。
 
 
十年余りの時をかけて
 
紡ぎだされた長編ファンタジー小説。
 
 
全十巻のうち
 
「チャグム」を主人公に描いた
 
旅人シリーズは、ひときわ
 
異彩を放っていた。
 
 
彼が、物語を揺り動かすことで
 
作品は、ファンタジーの粋を越え
 
大きな歴史を描いた
 
「時代小説」となってゆく。
 
 
 
上橋さんの作品は、まっすぐに
 
「命の大切さ」が描かれている。
 
 
今この時代だからこそ
 
読むべき作品だと、痛感する。
 
 
来年、テレビドラマでの実写化。
 
どんな想いで見るのだろう。
 
 
 
今はまだ、この美しい夢から
 
醒めたくないー。
 
 

 
 

 
 
高校生の頃から、同じレシピ。
 
 
かつて友人がコピーしてくれた
 
レシピの紙が、もうクタクタですが
 
大切にしています。
 
 
ボトムはビスケット。
 
サワークリームをのせるので
 
ほどよい酸味が。
 
 
これがなかなか。
 
評判が良いのです。
 
 
たまたま家にあった
 
バカルディラムを使用。
 
 
深みのある
 
まろやかな風味に。
 
魔法のひとさじ、だなあ。
 
 

 
 
毎年、楽しみにしている
 
ご近所にある、紅梅の木。
 
 
ぽつり、ぽつりと
 
花をつけ始めました。
 
 
一人暮らしのおばあさんの
 
お宅の庭なので
 
いつもは、少し離れた所から
 
眺めていたのですが。
 
 
今日はめずらしく
 
おばあさんも、庭に出て
 
静かに、梅の花を
 
見あげていました。
 
 
「ここに立っていると
 
香りがするのよ」
 
 
そっと、近づいてみると
 
風にのって、ふわっと甘い香りが。
 
 
やわらかい陽射しと
 
透きとおった青い空。
 
 
一瞬、時が止まったかのようでした。
 
 
凍てつくような朝も
 
凛と咲き誇る、花の姿。
 
 
春の訪れが、待ち遠しい。
 
 

 
 
はまっています。
 
 
ココナッツオイルの味が
 
やみつきになるみたい。
 
 
朝から、南国気分。
 
（単純ですね。）
 
 
目が覚めて
 
「風邪ひきそう・・」と
 
感じた時は
 
これが良いです。
 
 
乾燥の季節。
 
カラカラになった喉にも
 
優しい。
 
 
そのおかげかどうかは
 
わかりませんが
 
まだ、この冬は
 
体調を崩しておりません。
 
 

 
 
お土産にいただきました。
 
衝撃の美味しさ。
 
 
ミルクの香りと
 
とろけるような白あんの甘さが
 
口いっぱいに広がる。
 
 
ひとくち、ほおばれば
 
極上の幸せを、味わえます。