松下 恵 Official Blog
 
 
 
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フタゴの女
 
 
 
2014/10/29
 

ついに、観劇。
 
 
さすがに、チケット売り切れだろうと
 
予想していたところ
 
空きが出たのとの、嬉しいお知らせ。
 
(那須野さん、ありがとう!)
 
 
下北、駅前劇場で
 
小泉今日子さんを拝めるという
 
ドキドキ感。
 
 
駅前なのに、自由席ではなく指定席。
 
お座布団の席は、ブランケットまで
 
配ってくれる、制作さんの心意気!
 
 
土佐の漁港、という設定には
 
とっても、似つかわしくない
 
往年のジャズを、全般に使うことで
 
ほんわかした場面にも
 
重厚さを、感じる。
 
 
人の痛みを、とことん
 
知り尽くした人にしか
 
書けないような、演じられないような
 
そんな作品。
 
 
「フタゴの二人芝居」になった瞬間
 
誰もが、息を飲み
 
一体、二人は何処へ
 
行き着くのだろうと、見守りたくなる。
 
 
しんと、静まり返った劇場で
 
外から聞こえる
 
電車の音。
 
 
それもまた、現実と虚構を
 
つなぎ止める、線路のようで。
 
 
演劇が、誰かの人生を救うことだって
 
あるのだろうな
 
と、感じた。
 
 
フタゴの女

 
 
 
 
 
祖母のニット
 
 
 
2014/10/25
 

 
昨日、とても気品のある
 
美しいご婦人に、道を尋ねられ
 
少し言葉を、交わしただけで
 
心がほんわか、和んだ。
 
 
その方の、佇まいを見ていたら
 
ふと、亡くなった祖母を、思い出した。
 
 
祖母も、奥ゆかしさと自尊心のある
 
女性だった。
 
家の中でも、きちんと化粧をし
 
いつも身なりを整えていた。
 
 
体が弱り始め、さすがに
 
そういう気力もなくなった頃
 
 
見兼ねた母が、祖母のために
 
「おうち用ね」と、買って来た
 
可愛らしいニット。
 
 
“犬好き” な、祖母のために。
 
 
一度も、着ることのないまま
 
天国へ、行ってしまったけれど。
 
嬉しかっただろうな。
 
 
 
 
 
まだ新しい、そのニットを
 
「あなた、着てみる?」と、母。
 
 
「着る、着るー」と、私。
 
 
祖母に、見守られているようで
 
なんだか、あたたかい。
 
 
「いつも、きちんとしていなさい」
 
そう、言われているみたいで。
 
背筋が、伸びる感覚。
 
 
今年の冬は、お家の中で
 
これを、着ていよう。
 
 
祖母のニット

 
 
 
 
 
思い出づくり
 
 
 
2014/10/24
 

20141023
 
 
この子と、過ごせる時間も
 
長くて、あと5年くらい。
 
 
東京オリンピックの頃まで
 
一緒にいられるかしら。
 
 
元気な、今のうちに
 
沢山、楽しいことをしようね。
 
 
ゴハンのことしか
 
頭にないかもしれないけれど・・
 
 
楽しかった日々のことは
 
きっと覚えているんだと、思う。
 
 
いつも、そばにいてくれて
 
ありがとう。
 
大好きだよ。
 
 
言葉は、通じなくても。
 
そう、伝えていきたい。
 
 

 
 
 
 
 
L.A土産
 
 
 
2014/10/23
 

eoslip
 
 
以前もご紹介しました
 
大人気、eosリップバーム。
 
 
スイートミント、半年経ちますが
 
まだ、なくなりません。
 
球体が、平らになってくると
 
ちょっと塗りづらいですが。
 
 
がさつな私としては、スティックタイプだと
 
折れたらどうしようと言う心配がありますが
 
こちらは、ガシガシ塗れるので
 
有難いです。
 
 
香りと保湿力、お気に入り。
 
 
 
 
 
 
acure
 
 
ACURE オーガニック
 
フェイシャルマスク。
 
 
「グリーンモンスターになります」と
 
書いてある通り
 
塗っている間は、ナメック星人です。
 
 
でも、洗い流すと
 
白雪姫に、なれます。
 
 
植物の香りも、優しくて好き。
 
マスクって、汚れを吸着する分
 
肌が乾燥するものが多いと思いますが
 
 
こちらは、しっとり潤うみたい。
 
 
日本からも、購入出来るようですが
 
どちらも、お手頃価格なので
 
お土産に、おすすめかも。
 
 
というか、買って来てほしい!
 
 

 
 
 
 
 
ブルータス、お前もか?
 
 
 
2014/10/21
 

ジュリアスシーザー
 
 
「ジュリアス・シーザー」観劇。
 
 
彩の国さいたまで、観劇するのは
 
蜷川さんの「エレンディラ」以来かも。
 
 
舞台中央に「カピトリーノの雌狼」が。
 
「タイタス・アンドロニカス」でも、使ってた!
 
 
兄弟が、雌狼の乳を飲んでいる像は
 
どこか奇妙で、インパクトがある。
 
芝居そっちのけで、しばらく見とれてしまう。
 
 
冒頭の演出は、鳥肌がたつような勢いが。
 
シーザーの暗殺まで、それぞれの思惑が
 
膨大な量の台詞と共に、語られる。
 
 
舞台全体が、階段状になっており
 
駆け上がっては、転がり落ち
 
縦横無尽に、空間を支配して行く
 
役者さんたちのエネルギー!
 
 
見ているだけで息切れしそう。
 
 
同性に対して、強い愛情を抱いている
 
キャシアスと
 
理性的で、高潔なブルータス。
 
 
彼らに、忠実に仕えて来た部下たちが
 
苦悩しながらも、自害の手助けをする場面が
 
切なかった。
 
 
ローマ悲劇。人間の心の奥底に潜む
 
愛情や憎しみ、嫉妬と裏切り。
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
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