JR青梅駅で乗り換え。
レトロなホーム。
昭和の香りがします。
さて、奥多摩駅に到着。
あいにくの雨模様ですが
情緒がある。
そこからバスに乗って
30分ほどで
日原鍾乳洞へ着きます。
河川増水のときは
危険なので
休業となるようです。
関東では
最大の規模を誇る鍾乳洞。
年間を通じて
気温は11度を保っているので
ひんやり。
全長800mの鍾乳洞を
せっせと歩くと
体もあたたまります。
ポタポタと水滴もあり
濡れるのは覚悟で
ぐんぐんと
未知の世界へ入りこむ。
弘法大師が
修行をしていたと言われる
神聖な場所。
こんなところで
孤独に修行
したくない…。
こちらがフォトスポット。
死出の山。
カラフルに
ライトアップされています。
こういうアイデアが
なかったら
なかなか、若い方は
いらっしゃらないかも?!
写真には撮りませんでしたが
「水琴窟」も見どころ。
地中近くに水を張った瓶があり
水滴が落ちるたびに
美しく澄んだ音色を
響かせます。
十二薬師の周りは
一円玉がびっしり。
いったい誰がこんなことを
思いついたのでしょう。
私も貼り付けようと
試みましたが
うまくできなかった。
さて、昭和37年に
発見されたという新洞へ。
階段の上り下りも
かなり急になります。
これまた、登山のよう!
足腰にきます。
3m近くもある細長い石筍。
「金剛杖」です。
床に固まり積もっていく石筍は
たった1センチ伸びるのために
約130年かかるそう。
人間の人生なんて
なんと儚いこと。
私が生きた40年なんて
吹けば飛ぶようです。
閉所恐怖症でなくてよかった。
世界各地の鍾乳洞を
もっと訪れてみたい。
こんなに自然豊かで
東京とは、思えない!