先日、TBSチャンネルで放送された
「ショーケンFOREVER 追悼・萩原健一」
最高にかっこいいショーケン、が
ビシバシ伝わって来ました。
1993年のドラマ『課長サンの厄年』は
私のデビュー作。
デビュー作で、いきなり
萩原健一さんの娘役を
つとめさせていただくなんて
今思えば、奇跡のようなしあわせ。
当時はもう
芝居をすること自体
生まれて初めて。
上手も下手もわからない。
撮影初日を、ようく覚えてます。
お父さんに向かって
明美がふざけて
「どちらさまですか?」
と、言うシーン。
タイミングがまったくわからなくて
萩原さんが
「これを合図に歩きはじめて」
と、教えてくれました。
「課長さんスペシャル」の時は
大事なシーンの当日に
私が高熱を出してしまい
急遽、撮影がお休みに。
萩原さんにも
大変なご迷惑をおかけしました。
そんなことがあっても
たった一度も、萩原さんから
叱られた記憶はありません。
私には、本当におだやかな
優しいお父さんでした。
しかし、スタッフさんの前では
怖かったです…. 。
ドライ(リハーサル)のとき
スタッフさんたちが
台本をペラペラめくる音が
気になる、と怒鳴ったり…
別件の取材チームが
ドラマの現場に潜入、
なんてことがあれば
当然、カメラは追い出されました。
ショーケンFOREVERの中で
石田えりさん、石倉さん
久本さん、竹内さん
皆さんがおっしゃっていた
「芝居への集中力」。
本番前はまるで
武道の世界のように、息を殺して
萩原さんのお芝居を
見つめたこともあった。
でもいざカメラが回りだすと
演技とは思えない
お茶目なお父さんが
本気でふざけたりするんです(笑)
あの頃、12才。
もっともっと私が芝居に貪欲で
生きることにも必死だったなら
たくさんのことを
萩原さんから、学べたと思います。
悔しいな。
3月のブログにも書きましたが
大人になってから
お会いしたかった。
今、お会いしてみたかった。
「ショーケンFOREVER」必見です。
ラストは、布袋さんの歌が。
めちゃめちゃクールな
ミュージックビデオ
見てるような気分になりました。
大晦日にも、再放送があるみたい!
国営昭和記念公園へ。
銀杏並木はすでに落葉。
真っ赤なもみじが見ごろ。
冬の青空に
あざやかに映える。
夕陽に照らされて
より美しく輝く。
慌ただしい師走を
駆け抜ける。
2019年は
日本オーストリア友好150周年。
だいぶ前ですが
10月26日は建国記念日でした。
LAから12時間のフライトで帰国して
そのままオーストリア大使館へ。
ちょっとげっそりしつつ
美味しいお料理をいただき
楽しい夕べを過ごしました。
タクシーの運転手さんに
オーストリア大使館までというと
必ずオーストラリア大使館に
連れて行かれそうになります。
同じ港区ですが。
No kangaroos in Austria
というTシャツが
お土産で人気らしいです。