米人気TVシリーズ
「グレイズアナトミー」のディレクター
David Greenspanに
インタビュー。
デイビッドが監督した
短編映画「おはぎ Bean Cake」は
カンヌでパルムドールに
輝きました。
昭和を描いた作品「おはぎ」。
そのアイデアはどこから?
と聞くと
「小泉八雲の『赤いコンニャク』を
読んで、撮ろうと思った」と。
「へー、『赤いコンニャク』が
『おはぎ』になったんですね?」と
インタビューの間
ずーっと繰り返し言ってた私。
終わってから、ふと気づいた。
『赤いコンニャク』 じゃなく
『赤い婚礼』 だ。
少年少女が自殺する
切ない話、というから
「なんで、コンニャクなんだろう」と
不思議で仕方なかった。
うまく編集してもらえることを
願います・・。
* * *
さて、デイビッドのあとは
奥さまのシャロンにも
インタビュー。
なんと「Talking Dead」の
プロデューサーを
していたそう。
ウォーキング・デッドファンの
私はもう、大興奮!
なんか、アメリカって
すごいわ!
こちらに住んでいる
猫ちゃんも、シェルターから
アダプトされた子。
アメリカではもう
ペットショップ自体
見かけないらしい。
デイビッド監督はいつか
日本でも映画を撮りたいそう。
シャロンのことも
大好きになりました。
子供たち3人連れて
みんなで、いつか日本に
いらしてね!
この日は盛りだくさんの
スケジュール。
ニューポートビーチへ行ったあと
夕焼けバージョン。
ハンティントンビーチにある
素敵なお家へ。
キャロリンさん(78才!)に
インタビューさせていただきました。
キャロリンさんは10代の頃
結婚、出産をして
ご主人を亡くされたあと
シングルマザーとして
子育てをしたそうです。
何かに悩む暇もないくらい
必死に働いて来たと。
家具をセールスする仕事を
していたというだけあって
部屋のコーディネートは
素晴らしいセンス!
キャリアウーマンだったはずなのに
とってもおおらかで、品があって
チャーミング。
好きな女優は?と聞くと
「ジェニファーローレンス!」
感覚が若い!
今も、83才の恋人がいます。
ラブラブです。
「一緒に住まないの?」と聞いたら
「一人の時間も
エンジョイしたいのよ」と。
ハグ。
自立した女性って、素敵!
* * *
さて、お次は日本人学校を
訪れました。
小学生たちに
習字や茶道、日本舞踊まで
教えているとのこと。
その先生が
なんと、20年前くらいに
火曜サスペンスで共演させていただいた
女優の影山依子さん。
(写真、一番左)
影山さんは今、ロサンゼルス在住。
アメリカと日本の
教育方針の違いなどを
聞かせて下さいました。
やっぱり日本は、右ならえ。
アメリカは、個性をのばす。
でも、日本の子供たちは
「和」の心を持っている。
こちらに住む
日本人ハーフの子たちにも
伝統文化を通して
日本の素晴らしさを
伝えて行きたいそうです。
私も久しぶりに
日本舞踊のお稽古を。
まさか、ロサンゼルスで
日舞を踊るとは!
「あなたの朝ごはん
冷蔵庫に入ってるわよ」と。
ステファニー。
子供たちのランチボックスと
一緒に、私の分まで。
ありがたや!
この日は朝5時起きで
学校でした。
電車の中で簡単に
食べられるように、と
リンゴやジュース
シリアルバーなどを
入れておいてくれました。
学校に到着!
事情があって
一番レベルが高い
TOEFLクラスに。
先生も、早口で有名な方で
「もう少し、ゆっくり
話してくれませんか?」
と頼んだら
「アメリカが君を選んだ、のではなく
君がアメリカを選んだ、のだから
君に合わせることはしません」
と、キッパリ!
4時間の授業を受けると
もう、しばらく
英語は聞きたくなくなります。
* * *
家に帰ると、ほっとする。
カメラが回ってると
みんなガチガチですが、
回ってないときは
動物園!
元気がよくて騒がしくて
びっくり!
この日の夜は、ちょうど
アカデミー賞でした。
のんびりテレビを見ながら
Avaのボランティア活動を手伝う。
手触りのよい生地を買ってきて
両はしをカットし
結び合わせて作りました!
このブランケットは
病気で入院している
子供たちに届けます。
Avaが以前、入院していた時に
もらって、感激したので
「自分も同じことをしたい」
と思ったそう。
喜んでくれるといいね。
撮影も学校も
お休みの日曜日。
ホストマザーStephanieと
2人でのんびり
San Clemente Pierまで。
7年前、このビーチにも
小さな津波が押し寄せ
それからしばらくして
沢山の瓦礫やゴミが
流れ着いたそう。
「その中で見つけた物を
私たちは日本へ送ったのよ」と
言ってました。
* * *
スラックラインしてる
おじさん発見!
私も一度、やってみたい。
眺めの良いレストランで
ステファニーとランチ。
歳もそんなに変わらないので
リラックスして
いい時間を過ごせた。
カメラが回っていない間の
プライベートなひとときは
ちょっと特別。
帰り道、「お寿司屋さんを
見せてあげるわ」と。
やっぱり
カリフォルニアロール!
マンゴーロールはお寿司なの?
あとはアボカドや
カニが定番。
スーパーに売ってるお寿司も
こんな感じ。
そしてなぜか
ホットチリソースが
かかってたりする。
これが、とっても辛くて!
ワサビなんかつけてる
場合じゃありません…。
ロサンゼルスから約1時間南へ。
オレンジカウンティで
一番古い町。
「サン・ファン・カピストラノ」へ。
カリフォルニアを開拓したのは
スペイン人の宣教師。
カソリック教会は、南北に
21のミッションを作り
布教活動をしました。
ここ、サンファンカピストラノにも
カリフォルニアの宝石と呼ばれる
ミッションがあります。
歴史の勉強よりは
お腹が空いたので
レストランへ!
trevorsatthetracks
中に入るとさっそく
ワンちゃんが。
ほとんどのレストランは
犬も一緒に入れるみたい。
オーストリアでも感じましたが
犬たちが家族の一員として
リスペクトされている。
日本では、まだまだ
ペットはペット…。
さて、この日のランチは
コブサラダ!
カリフォルニア発のサラダです。
ハリウッドの老舗レストランオーナー
ボブ・コブさんが
夜中にお腹がすいて
厨房の冷蔵庫にあるものを使って
作ってみたら
あまりに美味しくて
人気メニューになったそう。
食後は、歴史ある町を
お散歩。
長女のDanikaは
ランナーなので
スタイル抜群。
家の中にいるときは
ふとした瞬間に
とても色っぽい。
レストランの横は
Amtrackの駅。
ヨーロッパのような雰囲気。
スピリチュアルな町でした。