帰京してから、少しだけ年賀状を書き
氏神さまに今年のお礼を。
年越しそばの準備をしながら
2014年も終わろうとしています。
ありがたい一年でした。
沢山の方から、手を差し伸べていただいた。
本当に、感謝です。
来年はさらに
色々な表現ができたら良いな、と思います。
いつも、感性を研ぎ澄ましていたい。
楽しみです!
皆さま、ありがとうございました。
どうぞ、良いお年をお迎えください!
鳥居の先に、朱塗りの
本殿が見えてきました。
そのさらに、奥へ進みます。
ビロウ樹に囲まれた、不思議な道。
とても静かで
木漏れ日が優しい。
ここが、青島の中心だそうです。
この空間に、一人で佇んでいると
神聖な気持ちに。
心が洗われるようでした。
さて、日が暮れる前に
帰らなくては。
と、その前に
参道にある、お土産屋さんで
塩マンゴーミックスを。
最高に、美味しかった!
そして、お土産は
まきこさんが「青島に行くなら、ぜひ買いなさい」
と教えてくれた
ういろう。
白と黒、2種類あります。
添加物を一切使用していないので
3日以内にお召し上がりください。
もちもちでした。
お店の中で、少しストーブに
あたらせてもらいます。
ひなたぼっこ、気持ち良さそう。
トゥクトゥクに乗って
帰ろうか。
いえいえ、バスでなくては
帰れません。
こちらも、本数がとても少ないので
ぼけーっといつまでも待っていたら
やっと、遠くの方から
誰も乗っていないバスが。
「ネコバスが、来た!」
そんなかんじ。
そこから、ホテルまで
さらにバスを乗り継ぎ・・
なんと2時間かけて帰ったのでした。
ちょっと工事中?のような
デザインの宮崎駅。
1時間に1本しか走っていない
日南線に、乗ります。
電車に揺られること、30分。
無人の駅に、到着。
早速、道を間違えて
駅の反対側をうろうろ。
目的地までの道のりも、人気がなく
少し不安になりながら
進んでいくと・・
海が、見えて来ました。
青島です。
周囲1.5キロの小さな島。
弥生橋を渡っていくと
楽しみにしていた「鬼の洗濯板」が。
連なる岩や石には
大きなパワーが宿るそうです。
こんな所で
鬼が洗濯していたら
ちょっと、話しかけてみたい。
鳥居をくぐって、その先へ
行ってみよう。
つづく。
撮影がお休みの日。
遠く離れた、この地に住んでいる
ある人に、どうしても
会ってみたかったのです。
その方は、祖母の従姉妹にあたる
まき子さん。
ホテルからタクシーで30分。
田んぼのど真ん中にある
老人ホームへ、行って来ました。
まき子さんとは
お電話では話したことが
ありましたが、初対面。
87歳とは思えない
若々しさで、お喋りがつきない!
本当に、お元気でした。
祖母より3つ下のまき子さんは
小さい頃、ピアノの練習で
競っていたそうです。
「あなたのおばあちゃんが
ベートーベンを弾いている頃
私は、ソナチネだったからね」
ユニークな昔話をたくさん聞けて
楽しかった。
今は、手首を骨折してしまっているけれど
治ったら、またピアノを
弾きたいんですって。
まき子さんとの出逢いは
もしかしたら、最初で最後になって
しまうかもしれません。
でも、この地に
私が来ることになったのも運命。
きっと、亡くなった祖母が
まき子さんに会いたくて
「ちょっと様子を見て来てよ」と
私に、頼んだのかもしれません。
いつまでも、お元気でいてほしい。
まき子さん、東京に帰ったら
お煎餅を送りますね!
少し遠くに来ています。
ホテルの部屋から
山の向こうに沈んでいく夕日を
眺めていたら
ああ、生まれて来て良かったな
と感謝の気持ちが
溢れてきた。
それはもう、極上の幸せ。
こんな風景とめぐり会えただけで
人生は、素晴らしい。
地方ロケは、まだ数日
続きます。
都会は、忘年会シーズンで
騒がしいのだろうな。
こちらはとても静かです。